RMTとは?オンラインゲーム用語を解説

オンラインゲーム用語

RMTとは?オンラインゲーム用語を解説

RMTとは?オンラインゲーム用語を解説

オンラインゲーム初心者

先生、『RMT』ってどういう意味ですか?

RMTとは?オンラインゲーム用語を解説

オンラインゲームの達人

オンラインゲームで使われる用語で、ゲーム内のアイテムやお金を現実のお金で取引することを指すよ。

RMTとは?オンラインゲーム用語を解説

オンラインゲーム初心者

それって規約違反なんですか?

RMTとは?オンラインゲーム用語を解説

オンラインゲームの達人

ほとんどのMMOでは禁止されています。ただし、黙認されているゲーム(UOなど)もあります。

RMTとは。

オンラインゲームでRMT(リアルマネートレーディング)と呼ばれる行為は、ゲーム内のアイテムやゲーム内通貨を実際の金銭と交換することを指します。UO(ウルティマオンライン)を除くほとんどのMMORPG(多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)では規約違反とされています。日本のRMT市場規模は約150億円と推定されますが、実際は半額以下とも言われています。一方、韓国や米国では市場規模が1000億円を超えているとされています。

RMTとは何か?

RMTとは何か?

RMT(リアルマネートレーディング)とは、オンラインゲーム内の仮想通貨やアイテムを現実のお金で売買することです。通常、ゲーム内ではリアルマネーのやり取りは禁止されていますが、RMTではゲーム外で取引が行われるため、規約違反となる可能性があります。RMTにはさまざまな形態があり、ゲーム内通貨の売買や、レアアイテムの販売などがあります。

RMTの問題点

RMTの問題点

RMTの問題点として挙げられるのが、ゲームバランスの崩壊です。正規の方法でゲームをプレイするプレイヤーと、RMTによってアイテムや通貨を大量に購入するプレイヤーとの間で、大きな格差が生じてしまいます。これは、ゲームの楽しみを損なうだけでなく、ゲーム内で経済の混乱を引き起こす可能性があります。

また、RMTは違法行為につながるリスクがあります。多くの国では、オンラインゲームのアイテムや通貨を売買することは法律違反とされています。そのため、RMTに関わると、罰金や懲役などの刑事罰を受ける可能性があります。さらに、RMTは個人情報の漏洩にもつながることがあります。RMT業者の中には、プレイヤーから個人情報を不正に取得し、悪用するケースがあるためです。

RMTの対策

RMTの対策

RMTの対策には、ゲーム会社側の対策とプレイヤー側の対策があります。

ゲーム会社側は、RMT取引を検知するシステムを導入したり、RMTに関与したアカウントを凍結したりすることで、RMTの取り締まりを強化しています。また、ゲーム内の経済システムを調整して、アイテムの価値が暴落しないようにしたり、プレイヤーが不要なアイテムを売却できるプラットフォームを提供したりすることで、RMTへの誘因を減らす取り組みも行っています。

プレイヤー側は、RMTの危険性を認識し、ゲーム外でのアイテム購入や販売を行わないことが重要です。また、RMTの被害に遭わないよう、怪しいウェブサイトや個人からのメールには注意し、ゲーム内の取引は信頼できるプレイヤーと行うようにしましょう。さらに、ゲーム会社が提供する正規のアイテム販売サービスを利用することで、RMTに頼らずにゲームを楽しむことができます。

RMTの市場規模

RMTの市場規模

RMTの市場規模は、近年、急速に拡大しています。調査によると、2022年の世界におけるRMTの市場規模は、前年比20%増の約100億ドルに達する見込みです。この成長は、オンラインゲームの普及や、特にアジア地域におけるeスポーツの盛り上がりによるものと考えられています。

特に、中国はRMT市場が最も大きく、全体の約30%を占めています。また、韓国日本米国などの国々でも市場が急速に拡大しています。この成長は、ゲーム内のアイテムや通貨に対する需要の高まりによって支えられています。

RMTの違法性

RMTの違法性

RMTの違法性

RMTは、ゲームの規約に違反する行為として広く認識されています。ゲーム会社は、自社の利益を守るために、RMTを禁止しているケースがほとんどです。さらに、日本では、RMTは刑法上の犯罪とみなされています。

具体的には、不正競争防止法の「電磁的記録不正作成・供用罪」に抵触する可能性があります。この法律は、電磁的に記録されたデータの改ざんや不正コピーを禁止しており、RMTでゲーム内データを改変することはこの罪に該当します。違反した場合、懲役刑または罰金刑が科せられます。