ゲーム運営がプレイヤーのアカウントを一時的または永続的に利用停止させる処置。チートやRMT、利用規約違反が主な原因となり、正当な理由がない誤BANもしばしば発生します。
ゲーム運営がプレイヤーのアカウントを一時的または永続的に利用停止させる処置。チートやRMT、利用規約違反が主な原因となり、正当な理由がない誤BANもしばしば発生します。


ゲームBANの種類と期間


| BAN種別 | 期間 | 対象 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| テンポラリーBAN | 3日~7日程度 | アカウント | 軽度の違反への警告的措置。解除されると再度プレイ可能。最も多くのプレイヤーが経験するBAN |
| 長期BAN | 30日~90日 | アカウント | 中程度の違反に対する処置。複数回の警告後やチート疑い程度で適用されることが多い |
| パーマネントBAN | 無期限(事実上永久) | アカウント・IP・端末 | 重大な違反に対する処置。RMT常習犯やチート使用者が対象。解除申請でも覆る可能性は低い |
| ハードウェアBAN | 無期限 | PC・PS・スマホなど機器自体 | 同じ端末から複数アカウントを作成しての悪用を防ぐため。新しいアカウント作成も困難 |


ゲームBANの具体的な原因


チートツールの使用


・フリーソフト(特にキーボード設定ソフトやマウス設定ツール)がチートツールと誤認される
・高すぎるFPS設定や解像度設定がバグのように見える
・VPNやプロキシの使用
・不安定なネット接続による異常なパケット送信
・他社のゲーム用マクロツール(マウスパッドに付属のソフトなど)の干渉
例えば、「FINAL FANTASY XIV」では2023年に大規模な誤BAN事件が発生し、チート使用容疑で約4,000件のアカウントがBANされました。その後、ほぼ全員が誤BANと判明し、運営から正式な謝罪とゲーム内アイテムが配布されています。
RMT(リアルマネートレード)


【経済的損失】
ゲーム内通貨の価値が低下。例えば、MMORPGで低レベルキャラが金策NPCからお金を奪われると、新規プレイヤーの進行が阻害される。
【プレイヤー間の不公正】
お金をかけたプレイヤーだけが強くなれるゲーム環境になってしまう。これは課金体系が崩壊するリスク。
【セキュリティリスク】
RMT業者に個人情報(クレジットカード番号など)が売却される危険性が高い。実際、「黒い砂漠」では2019年にRMT経由で個人情報が漏洩した事例が報告されています。
RMTの取締は自動検出と手動調査の両方が行われます。運営はアカウント内の大量な通貨移動や不自然なトレード履歴をAIで分析し、疑わしいアカウントを特定するんです。
不適切な言動・ハラスメント


・差別的表現や人種・性的差別的なコメント
・他プレイヤーへの継続的な嫌がらせ・ストーキング
・過度な売上や詐欺的な行為
・商業活動への勧誘
「League of Legends」の2023年度の報告では、報告されたプレイヤーの14%がチャットでのマナー違反でBANされたそうです。ただし、このカテゴリーのBANで重要なのは「報告件数」です。複数のプレイヤーから同じアカウントへの報告が集まると、運営の目に留まりやすくなります。
アカウント売買・不正な乗っ取り


【セキュリティ面】
売却後に元の所有者が不正ログインするリスク。購入者が将来「このアカウントは乗っ取られた」と申告されると、アカウントを取り返すことになります。
【詐欺防止】
売り手が実は高レベルではなかったり、重要なアイテムが後から削除される詐欺が頻発している。
運営は定期的に「売買の形跡」をスキャンし、疑わしいアカウントを特定して両者をBANすることがあります。特に「Diablo IV」や「Path of Exile」などのハクスラゲームでは、こうした取り締まりが強化されています。
誤BANが発生しやすい状況


VPN・プロキシの使用


・多くのゲーム会社はVPN利用者を「リージョンロック回避」や「接続隠蔽による不正行為」の疑いで検知する
・VPNのサーバーが複数ユーザーを共有しているため、他のユーザーがチート行為をしていても、あなたのIPアドレスが関連付けられる可能性がある
実際の事例として、ウェスタンMMORPG「FFXIV」で日本のプレイヤーが海外のVPNを使って接続していたところ、「リージョン外からのアクセス」として数日間のテンポラリーBANを食らったことがあります。運営は後に「既知の問題」として改善を発表しましたが、運営の判定が間違う可能性があるということが証明されました。
複数アカウントの使用


【複数アカウント許可】
・FINAL FANTASY XIV:推奨
・World of Warcraft:許可(同一Battle.netアカウント内)
・Old School RuneScape:許可
【複数アカウント禁止・厳しく監視】
・League of Legends:同一プレイヤー(推奨IPアドレス)による複数アカウントは違反
・Valorant:複数アカウントをサスペンド対象に指定
ただし、「複数アカウント自体」がBANの原因というより、「複数アカウントを使ってRMTを行う」「複数アカウントでランク操作をする」といった悪用がBAN対象になります。
誤BANで起こりやすいのは、家族と同じWi-Fiを使っていて、親と子が同じゲームで別々のアカウントを作成した場合です。これは「同一IP・同一家計」に見えるため、「アカウント売買」と誤検知されることがあります。
ソフトウェアの干渉


【報告されている干渉事例】
・RGB LED制御ソフト(CORSAIR iCUE、Razer Synapse等):メモリ改変検知
・マウスパッド付属ソフト(SteelSeries GG等):マクロ機能との混同
・録画ソフト(OBS、Nvidia Shadowplay等):メモリスキャン時の干渉
・ゲーム最適化ソフト(Nvidia GeForce Experience等):ドライバレベルでの干渉
実例として、「Valorant」のアンチチートシステム「Vanguard」は、かなり深いレベルでシステムをスキャンするため、ウイル
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