ゲーム実況者になるには?必要機材・収益化の現実・人気配信者の共通点
ゲーム実況者になるには?必要機材・収益化の現実・人気配信者の共通点
オンラインゲーム用語
💡 この記事の結論
ゲームプレイ動画をリアルタイムで配信し、実況解説や配信者独自のキャラクターで視聴者と交流する動画クリエイター。YouTube、Twitch、ニコニコ生放送などのプラットフォームで活動し、広告収入やスーパーチャット、企業タイアップなどで収益化している。
ゲーム実況者とは
ゲームプレイ動画をリアルタイムで配信し、実況解説や配信者独自のキャラクターで視聴者と交流する動画クリエイター。YouTube、Twitch、ニコニコ生放送などのプラットフォームで活動し、広告収入やスーパーチャット、企業タイアップなどで収益化している。
ゲーム実況者志望者が最初に直面する現実
先生、最近ゲーム実況者になりたいなって思い始めたんです。YouTubeで有名な配信者とか見てると、すごく楽しそうに見えるし、月収も凄そうで。でも実際のところどうなんですか?本当に稼げるんですか?
良い質問だね。実はね、僕も3年前にそう思ってゲーム実況を始めたんだ。最初の半年間は月収ほぼ0円だった。YouTubeで広告収入を得るには、チャンネル登録者数1,000人かつ過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間という条件をクリアしないといけないんだけど、その壁が本当に高い。僕の場合、毎日3時間の配信を4ヶ月続けてようやく月100万回再生を突破したのが5ヶ月目だった。
えっ、4ヶ月毎日3時間で月収0円?それって時給換算したらマイナスですよね…機材とか電気代とか結構かかるのに。
そうなんだよ。実はそこが多くの初心者が挫折する理由。統計によると、ゲーム実況を始める人の約88%が3ヶ月以内にやめてしまう。理由は単純で、収入が得られないから。キャプチャボード、マイク、照明などで初期投資だけで3万から5万円かかるし、月の電気代も配信に使うパソコンで2,000〜3,000円余計にかかる。これを4ヶ月無収入で続けるってけっこうなメンタルの強さが必要なんだ。
成功するゲーム実況者に必須の機材セットアップ
では、実際に始めるとしたら、どんな機材を揃えればいいんですか?安いのから高いのまで、いろいろあると思うんですけど。
いい質問だ。機材選びは配信プラットフォームとゲームジャンルによって変わるんだ。例えば、PS5やSwitchなどのコンシューマーゲームを実況するならキャプチャボードが必須だけど、PCゲームやスマホゲームなら必要ない。僕の場合、複数のプラットフォームで配信してるから、結構な投資をしてる。
複数のプラットフォーム…?具体的にはどういう感じですか?
現在、僕はYouTube、Twitch、ニコニコ生放送の3つのプラットフォームで同時配信してる。だから機材構成は結構本気だ。パソコン用のスペックはCPUがインテルのi7-13700K、GPUがRTX3060TiかRTX4070。これくらいあれば、PS5の4K映像を取り込みながら、OBS Studioで複数プラットフォームに同時配信できる。具体的な機材リストを説明しよう。
まず最小限の構成と本格的な構成の2パターン紹介する。最小限の場合、PCゲーム配信なら:パソコン15万円、マイク(ウィンドスクリーン付き)5,000円、ヘッドセット3,000円、照明2,000円、背景幕1,500円で約16万5千円。これでも十分質の高い配信ができる。ただし、コンシューマーゲームもやるなら、キャプチャボードの1080p 60fps対応のやつで約2万円が加わる。
本格的な構成の場合、僕のセットアップは:パソコン本体35万円、メインマイク(Neumann U87)2万円、オーディオインターフェース1万5千円、XLR用ケーブル5,000円、スタンド・アーム3,000円、ポップガード2,000円、キャプチャボード(Blackmagic Intensity Pro 4K)4万円、照明セット(Neewer RGB)5,000円、カメラ(フェイスカメラ用)3万円、グリーンバック・背景幕セット5,000円で合計約81万円。これは3年かけて段階的に揃えたものだけど。
81万円…。でも最小構成なら16万5千円で始められるんですね。それなら現実的かも。ただ、高い機材ほど配信の質がいいってわけじゃないんじゃないですか?
その通りだ。実は僕が初期投資16万でやってた時代と、今の81万の機材でやってる時代で、チャンネル登録者数の伸び率はそこまで変わってない。むしろ重要なのは機材の質じゃなくて、配信内容と実況スキル。ただ、やっぱり高い機材には利点がある。例えば、マイク音の品質が良いと視聴者の疲労度が全然違う。Neumann U87のような高級マイクは、ノイズがほとんど入らないから、8時間の長時間配信でも聴き疲れしない。これがリテンション率(視聴継続率)に影響する。実際、マイクをグレードアップさせたら、平均視聴時間が12分から18分に伸びた。
ゲーム実況者が実際に得られる収入モデルの現実
先生は実際いくらくらい月収を得てるんですか?YouTuberって月100万円とか200万円とか聞きますけど…。
僕の現在の月収は、YouTubeとTwitchとニコ生を合わせて約45万円。チャンネル登録者数は60万人。月の総再生時間は約500万時間だね。ただ、これは全部を公開してるわけじゃなくて、個人で把握してる数字。実はね、ゲーム実況の収入構造って、思ってるより複雑なんだ。
複雑?どういう意味ですか?広告収入だけじゃないってことですか?
その通り。ゲーム実況者の収入源は大きく分けて6つある。まず、YouTubeの広告収入。これは再生回数1,000回当たり0.25〜4ドル(約30〜480円)。ゲーム系は平均的に0.50〜1.50ドルだから、月500万再生なら月30万から50万円くらい。次が、Twitchのサブスクリプション収入。配信者が得られるのは月4.99ドル(約650円)のティアで49%、月9.99ドルのティアで50%の取り分。月平均500人が購読してくれれば月15万円程度。
3番目がスーパーチャットやスーパーライク。YouTubeやTwitchで視聴者が配信中に投げ銭する機能だね。これは配信者が70%獲得できる。1ドルから500ドルまで設定できるけど、うちの視聴者は平均5〜10ドルを投げてくれる。月の投げ銭総額が約30万円だから、月21万円の収入。4番目がニコニコ生放送のギフト。ニコニコのシステムは独特で、月額会員の充実度ポイントがそのまま配信者の収益になる。月平均30万ポイント集めると月5〜8万円になる。5番目がアマゾンのアソシエイト。配信で使ってる機材をアマゾンのリンクで紹介して売れたら3〜10%の手数料がもらえる。月2万〜5万円程度。6番目が企業タイアップ。これが結構大きい。
ゲーム企業やゲーミングデバイスのメーカーが、有名配信者に「我が社のゲームをプレイして宣伝してくれませんか」と依頼する案件だ。うちはチャンネル登録者60万だから、月に3〜5件の案件をもらう。新作ゲームタイトルのプロモーション依頼なら1本で10万〜30万円。ゲーミングマウスとかキーボードのレビュー依頼なら5万〜15万円。月の案件費用が平均50万円だから、結構な額だ。
ここまで合計すると、YouTube広告が40万、Twitchサブスクが15万、スーパーチャットが21万、ニコ生ギフトが5万、アマゾンアソシエイトが3万、企業案件が50万で、月計134万円。ただ、これはピーク時の数字で、月によって変動する。特に企業案件は季節変動があるから、5月とか8月とかお正月明けは案件が少なくて月80万くらいになる。
月134万円とか80万円とか…すごいですね。でもそこに到達するまでに何年かかったんですか?
正直に言うと、3年かかった。そして、その3年の間の総収入は合計約800万円だけど、機材投資が81万、光熱費や通信費などで月3万だから年36万で3年で108万、税金が約200万取られるから、実際に手元に残ったのは約492万円。年換算すると164万円。これでも十分な額だけど、業界トップ10に入るような配信者(登録者100万以上)なら月300万から500万いく。その代わり、毎日12時間配信で休みなしとか、3つのプラットフォームで同時配信してたり、かなりハードコアな働き方をしてる。
人気ゲーム実況者が持つ共通点と成功の秘訣
先生のようになるために、何か特別な才能とか必要なんですか?例えば、ゲームが上手いとか、話が面白いとか。
面白い質問だね。実は、成功してるゲーム実況者を50人以上知ってるけど、共通点は「ゲームが上手い」じゃないんだ。むしろ、ゲームの腕前はバラバラ。例えば、僕の配信を見てる人は知ってると思うけど、僕って得意ゲームと不得意ゲームで実力が全然違う。VALORANT(FPS)とかApex Legendsなら大会出場レベルだけど、音ゲーは全然ダメ。でも、両方の配信をしてて、どちらも人気がある。
いや、もちろん関係ある。ただ、下手だから成功できないわけじゃないんだ。重要なの
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