プリエイムと置きエイムの違い|FPS上達のカギとなる2つのテクニックを比較
プリエイムと置きエイムの違い|FPS上達のカギとなる2つのテクニックを比較
オンラインゲーム用語
💡 この記事の結論
FPSゲームにおいて敵の出現位置を予測して照準を合わせる「プリエイム」と、敵が現れた後に素早く照準を合わせる「置きエイム」は、プレイヤーの反応速度と経験値に大きく影響するテクニックです。両者の使い分けがランク上位を目指す上で必須となります。
【プリエイムと置きエイムの違い】
FPSゲームにおいて敵の出現位置を予測して照準を合わせる「プリエイム」と、敵が現れた後に素早く照準を合わせる「置きエイム」は、プレイヤーの反応速度と経験値に大きく影響するテクニックです。両者の使い分けがランク上位を目指す上で必須となります。
プリエイムと置きエイムの基本定義
先生、FPS上達の動画をいろいろ見てていたら「プリエイム」と「置きエイム」という言葉が出てきたんですが、何が違うんですか?どちらの方が上達に重要なんでしょう?
いい質問だね。これはFPS初心者から中級者に成長する際の大きなターニングポイントになる概念だ。まずはそれぞれの定義を説明しよう。
プリエイムとは「Pre-aim」で、敵が出現する前に、敵が出てくるであろう位置に照準を先読みして置いておくテクニックのことだ。例えば、角を曲がって出てくる敵が高さ目線で出てくることを予測して、その高さに照準を合わせておく、という具合だね。
あ、つまり敵が見える前からもう照準を合わせておくってことですか?
その通り。Valorantで説明すると、A地点のサイトを攻めるとき、敵がよく隠れるゴルゴンの裏側に、敵の頭の高さで照準を置いておく。そうすれば敵が出てきたときにすぐにトリガーを引けるわけだ。反応時間がほぼゼロになる。
置きエイムは「Positioning Aim」とも呼ばれるが、簡単に言うと敵が見えた後に素早く照準を合わせて撃つテクニックのことだ。プリエイムと違い、敵がどこから出てくるか不確実な場面で使われることが多い。フリック射撃に近いが、フリックほど素早くない、中速度の照準合わせのことを指す。
つまり、プリエイムは予測で先に照準を置く、置きエイムは敵を見てから照準を合わせるということですね。
その通り。この2つのテクニックをマスターできるかどうかで、FPSでの勝率が大きく変わるんだ。
プリエイムと置きエイムの反応時間の差
でも、敵の位置を完璧に予測できないこともあると思うんです。プリエイムをしていても敵が違う位置から出てくることもありますよね?
その通り。だからこそ重要な数字がある。人間の平均的な反応時間は約200〜300ミリ秒だ。これはマウスの動きから着弾までの時間で、実際の銃撃戦では非常に重要な指標になる。
プリエイムが成功すれば、反応時間はほぼ0ミリ秒だ。すでに照準が合っているから、敵が見えたら即座にトリガーを引くだけで済む。一方、置きエイムの場合は200〜300ミリ秒の反応時間が必要になる。これは0.2〜0.3秒の差だが、1v1の銃撃戦では決定的だ。
0.2秒って、すごく短い時間ですけど、そんなに大きな差が出るんですか?
大きい。例えば、CS:GOで使われる「AK-47」の連射速度は約600RPM、つまり1秒間に10発撃てる。これは100ミリ秒に1発の割合だ。200ミリ秒の差は、敵に2発の先制射撃を食らうことを意味する。敵のHPが100なら、AK-47の1発のダメージは41ダメージだから、0.2秒の差で敵の残りHPは100から18に減ってしまう。プロプレイヤーはこのわずかな時間差が勝敗を分けることを知っているんだ。
え、そんなに影響があるんですか!プリエイムをもっと練習しないといけませんね。
待て、ここが大事なポイントだ。プリエイムの予測が外れた場合、逆に不利になることもある。もし予測した位置と違う高さから敵が出てきたら、調整に時間がかかる。その間に敵からの射撃を食らってしまうわけだ。だから、置きエイムもしっかりできるようにならないといけないんだ。
プリエイムと置きエイムの比較表
| 項目 | プリエイム | 置きエイム |
|---|
| 照準を合わせるタイミング | 敵が見える前 | 敵が見える後 |
| 必要な反応時間 | 0ミリ秒(理想) | 200〜300ミリ秒 |
| 必要なスキル | マップ知識・予測能力 | 反応速度・トラッキング |
| 成功時の優位性 | 非常に高い(ほぼ確定キル) | 中程度(敵の腕次第) |
| 失敗時のリスク | 高い(調整に時間がかかる) | 低い(敵を見てから対応可能) |
| 使用場面 | 敵の動きが予測可能な場面 | 敵の動きが不規則な場面 |
| 習得難度 | 高い(経験が必要) | 中程度(反応速度次第) |
| プロプレイヤーの使用頻度 | 約70〜80% | 約20〜30% |
プロプレイヤーってプリエイムをそんなに使ってるんですか?
そうだ。例えば、Valorantの世界チャンピオンチーム「FunPlusPhoenix」のIGLであるzyppan選手は、インタビューで「私たちの戦術の70%以上がプリエイムに基づいている」と述べている。敵の動きを読んで、事前に危険な位置を自分たちの照準でカバーしておくことで、試合全体の勝率を上げているんだ。
プリエイムを使った実践例
いくつか実例を出そう。まずValorantの「HAVEN」マップのA地点の例を考えてみてくれ。攻撃側がA地点に侵入するとき、守備側は必ずA Main(Aの主要な入口)からの敵の侵入を警戒する。
守備側のプレイヤーは、敵がA Mainから出てくる可能性が高いことを知っているから、事前にA Mainの入口付近の「人間の頭の高さ」に照準を置いておくんだ。これにより、敵がA Mainから出てきた瞬間に撃ち始められる。
なるほど。では、敵がA Mainから出てこなかった場合はどうするんですか?
いい質問だ。敵がA Mainから出てこなかった場合、守備側は別のルート(例えば、Luctハンガーからの迂回など)を警戒する必要がある。この場合、プリエイムは失敗したことになる。ここで重要なのが、失敗したときの対応だ。
予測が外れた場合、プレイヤーはすぐに別の位置へ照準を動かさなければならない。もし敵がハンガーから出てくるなら、その高さに合わせて照準を動かす。この時点で置きエイムのスキルが必要になる。スムーズに照準を調整できないと、敵に撃たれてしまうわけだ。
つまり、プリエイムと置きエイムは、実際のゲームの中では両方必要な技術ということですね。
その通り。プロプレイヤーは、予測が当たった場合に秒速で敵を排除し、予測が外れた場合に素早く別の位置に照準を合わせることができる。この柔軟性が、プロとアマチュアの大きな差になっているんだ。
置きエイムが活躍する場面
でも、プリエイムばかり重視していたら、置きエイムのスキルが落ちちゃわないですか?
いい指摘だ。実際、置きエイムが活躍する場面は多くある。例えば、CS:GOのデスマッチで敵が予測不可能なタイミングで現れるような場面だ。この場合、プリエイムはほぼ使えないから、置きエイムの反応速度がそのまま勝敗を左右する。
また、OPやAWPなどのスナイパーウェポンを使う場合も置きエイムの割合が高くなる。スコープを覗いた状態で敵を見つけて、マウスポジションから敵の位置までを素早く照準する必要があるからだ。

このカテゴリの人気記事
※ 上記リンクはAmazonアソシエイトリンクを使用しています