過疎ゲーあるある|人が減ったオンラインゲームで起きる10の現象
過疎ゲーあるある|人が減ったオンラインゲームで起きる10の現象
オンラインゲーム用語
💡 この記事の結論
プレイヤー数が大幅に減少したオンラインゲームのこと。マッチング待機時間が長くなる、ゲーム内経済が機能しなくなる、運営がサービス継続投資を削減するなど、ゲーム体験全体が悪化する状態を指す。
先生、最近始めたゲームなんですが、プレイヤーが少なくて困っています。マッチングに30分以上かかったり、チャットに人がいなかったり…これって「過疎ゲーム」ですよね?過疎ゲームではどんなことが起きるんでしょう?
あ、それは確実に過疎が進んでいる兆候だね。実は過疎ゲームには独特の現象がいくつもあるんだ。今日はそれを詳しく説明していくよ。正規運営のゲームでも、サービス開始から5年以上経過してプレイヤー数が最盛期の30%以下に落ちたゲームの実例を何個か知ってるんだけど、その中でもよく見られるパターンがあるんだ。
【過疎ゲーム】
プレイヤー数が大幅に減少したオンラインゲームのこと。マッチング待機時間が長くなる、ゲーム内経済が機能しなくなる、運営がサービス継続投資を削減するなど、ゲーム体験全体が悪化する状態を指す。
1. マッチング待機時間が10分以上当たり前になる
30分待ってもマッチングしなかったんですけど、これは何が起きているんですか?
それは典型的な過疎の兆候だ。一般的に、チーム戦のゲームなら1マッチに4人から10人必要じゃないか。サービス初期は同時接続者数が5000人以上いたゲームでも、過疎が進むと同時接続500人以下になる。そうなると、マッチング条件を満たす人数が揃うまでに物凄く時間がかかるんだ。例えば、レベルが近い同じランク帯のプレイヤー同士でマッチングさせたいのに、ランク帯ごとに20人以下しかいなくなると、10分待っても相手が見つからないということが起きる。
そう。運営も対策するんだ。待機時間が30秒を超えるとマッチング条件を少しずつ緩くして、どんどん幅広いプレイヤーを集め始める。結果として、新人プレイヤーと廃人プレイヤーが一緒のマッチングになったりする。これが悪循環を生み出すんだ。実力差が大きいと新人は面白くない、だから辞める、さらに人が減る、っていう流れだね。
2. ゲーム内チャットが過去ログだけになる
チャットに人がいないというのは、誰も喋らないってことですか?
そう。世界チャットを見ると、3日前のコメントが最新という状況がよくあるんだ。ログイン時間を見ると、ゲーム内には100人以上いるはずなのに、誰も喋らない。ほとんどの人がDiscordなどの外部ツールでコミュニティを運営してる。つまり、ゲーム内で新しく参加したプレイヤーは情報収集ができなくなる。攻略法を聞く場がない、イベント情報も知らない、ギルドを探す場もないという状況になるんだ。
本当にそうだ。あるゲームでは、過疎化が進んでから3ヶ月で新規プレイヤーのうち70%以上がログインしなくなった。理由は「何をしていいか分からない」「プレイヤーが親切に教えてくれない」だった。昔のゲームなら新人への質問が世界チャットに次々と流れてきたんだけど、今はそれがないんだ。
3. ゲーム内経済が完全に停止する
「ゲーム内経済が停止する」ってどういう意味ですか?
プレイヤー同士の物資取引だね。例えば、MMORPGなら武器や防具、素材をプレイヤー同士で売買する。このマーケットプレイスが成立するには、売り手と買い手の両方がいないといけない。過疎になるとどうなるか…買う人がいないから、出品者も商品を並べなくなる。結果として、アイテムを手に入れるには全部自分で集めるしかなくなる。
すごく悪くなる。あるゲームの過疎期を見てると、希少アイテムの相場が1週間で10倍になったり、逆に50分の1になったりしてた。売り手が1人もいない状態が続くと、出現したら価格を吊り上げるプレイヤーが現れるんだ。同時に、「こんな高い、買わない」ってなって、また誰も買わなくなる。つまり、マーケットが機能してない。通常のゲームなら「相場は安定していて、欲しい人がいつでも買える」という状態なのに、過疎ゲームではそれがない。新しく始めたプレイヤーは必要なアイテムが手に入らず、その分レベルアップが遅れる。
4. ボスレイドやダンジョンが成立しなくなる
そう。だから過疎ゲームではこれが悲劇になるんだ。例えば、20人ギルドでボスレイドをやろうとしても、ログインしてるのが5人とかになる。そうなるとボスレイドはできない。さらに、時間がたつとギルド自体が機能しなくなる。マスターが引退する、ボスレイド常連が辞めるって流れで、ギルドが消滅していく。大型ギルドが消えると、その中にいた人たちが細切れになって、さらに人が分散する。
できるけど、ほぼ全滅状態だからね。あるゲームでは、最盛期に500個あったギルドのうち、過疎化してから8ヶ月で動いてるギルドが50個まで減った。ギルド検索で出てくるのはマスターがログインしてないギルドばかり。実際に入会できるギルドは数個程度。そこもメンバーが10人以下で、ボスレイド遠征ができない状況だった。つまり、ゲーム内で最高難度のコンテンツが遊べなくなるんだ。
5. 新規プレイヤーが「追いつけない」と判断して辞める
新規プレイヤーって、既存プレイヤーと実力差があるんですか?
物凄くある。過疎ゲームに残ってるプレイヤーは廃人が多いんだ。理由は簡単で、ライトプレイヤーは過疎になったら「つまらない」「やることない」ってとっくに辞めてるからね。残ってるのは「このゲーム、好きだから続ける」「もう3年やってる」みたいな極度に愛好してる人たちだけ。だから、あるゲームでは新規プレイヤーのgear平均値が廃人の60%程度だった。つまり、装備で6割の実力差がある。初心者は最新ダンジョンに行けず、古いダンジョンを周回して…という地獄の修行を強いられる。
辞める。統計的に見ると、新規プレイヤーの定着率は最盛期と過疎期でおよそ4倍の差があるんだ。最盛期は新規プレイヤーの30%が1ヶ月後も継続プレイするけど、過疎期は5~10%。つまり、90%以上が最初の数日で辞める。新規が来ても来ても全部逃げるから、人口が増えようがない。
6. 運営がアップデートを月1回以下に削減する
アップデートが減るんですか?それってゲーム開発をやめるってことですか?
事実上やめてるね。最盛期は1週間ごとにアップデートがあるのが普通だけど、過疎化すると月1回、やがて月1回未満になる。運営の言い分は「ユーザーが少なくなったから開発チームを縮小した」なんだけど、これがさらに悪循環を生む。新しいコンテンツが来ないから、プレイヤーはやることがなくなる。だから、さらに辞める。あるゲームの運営ログを見ると、アップデート頻度が週1から月1に落ちた3ヶ月後に、プレイヤー数が25%減少してたんだ。
本当に悪循環だ。さらにひどいのは、アップデートが減ると、既存プレイヤーも「この運営は諦めてる」って感じ取るんだ。だから、その人たちも辞め始める。運営は「人がいないからアップデートを減らす」という判断をしてるつもりだけど、実は「アップデートを減らすから人が減る」という悪循環に陥ってるんだ。
7. PvP環境が狂う(一強が出現する)
PvPって対戦ですよね?過疎でそれがどう変わるんですか?
PvPゲームの場合、過疎になると一気に環境が崩壊する。例えば、最盛期は100人がプレイしてて、強さランキングがきれいに分布していたとしよう。でも、過疎化して30人になると、その30人の中に圧倒的に強い1人がいたら、その人に勝つ人がいなくなるんだ。つまり、不敗状態になる。実際、あるPvPゲームでは、ランキング1位のプレイヤーが対戦相手が見つからず、1ヶ月連続で試合がなかった。マッチング待機時間が長すぎて、事実上のランク鍵かかり状態になった。
すごく困るんだ。PvPプレイヤーの中心層は「実力を試したい」「ランキングで競いたい」という人たちだからね。対戦がないと、その楽しみがなくなる。だから、強いプレイヤーほど先に辞める。するとどうなるか、次点のプレイヤーが最強になる。そいつも対戦相手がいなくなって辞める。という流れで、環境が完全に崩壊する。
8. ゲーム内通貨の換金レートが激変する
ゲーム内通貨と現実通貨の交換レートだ。例えば、「ゲーム内金貨1000万枚 = 現実の1000円」みたいな感じ。RMT(リアルマネートレード)で通貨を売買する際の相場だね。過疎になるとこれが大きく変動するんだ。あるゲームでは、最盛期は「金貨1000万 = 1000円」だったのに、過疎化から2年後に「金貨1000万 = 200円」になってた。つまり、通貨の価値が1/5に暴落した。
需給のバランスだ。過疎ゲームから脱出したい人たちが、ゲーム内通貨を大量に売却する。一方で、買い手がいない。だから、価格が下がる。さらに、新規プレイヤーがいないので、ゲーム内通貨を稼ぐ手段も限られる。ボスレイドのドロップ金が激減したり、イベント報酬が減ったりするから、そもそも現在進行形で稼げる金貨が少ないんだ。結果として、通貨の供給が減るはずなのに、売却圧力が強いから相場が下がり続ける。
9. 残存プレイヤーが「マウント」を取るようになる
相手より優位に立とうとする行為だ。「自分はこんなに強い」「お前は新人だから敵わない」みたいな優越感を示すことだね。過疎ゲームではこれが顕著になるんだ。理由は、残存プレイヤーが「長く続けてきた自分たちはスゴイ」という意識を強く持つようになるから。あるゲームのコミュニティを見ると、新規プレイヤーが初心者向けダンジョンで死んだだけで、「こんなやつが来るなよ」「廃人になれないやつは辞めろ」という暴言が飛んでたんだ。
来ない。だから、マウント文化が定着してるゲームは、新規定着率がさらに低下する。最初の1日で嫌な思いして辞める。最盛期のゲームなら、新規に対して親切に教えるプレイヤーが山ほどいるんだ。でも、過疎化すると、その親切なプレイヤーは先に辞めてるんだ。なぜなら、新規が少ない環境は退屈だからね。つまり、過疎ゲームに残ってるのは「長くやってるから続ける廃人」か「新規を馬鹿にして優越感を感じたいマウント取り」なんだ。
10. イベントが開催されても報酬が期待値以下になる
理想的には楽しいはずだけど、過疎ゲームのイベントは悲劇になるんだ。例えば、「参加者100人で1000万ポイント配布」みたいなイベント目標があるとしよう。最盛期は100人が参加してさっさと達成する。だから、みんなが報酬をもらえる。でも、過疎期は参加者が20人だ。20人で1000万ポイント稼ぐには、最盛期の5倍の労力が必要になる。つまり、イベント期間中ずっと必死に周回しないと目標達成しない。
そう。参加しない。するとどうなるか…参加者がさらに減る。あるゲームでは、イベント参加者が最盛期の40%まで落ちたんだ。そうなると、目標達成のハードルがますます上がる。運営も「参加者が少ないから、報酬額を減らそう」って判断する。でも、報酬が減ると、ますます誰も参加しなくなる。最後には、「イベント開始して3日で目標達成できないと判断して、途中打ち切り」みたいなことまで起きた。イベント全部をやり遂げず、報酬も半分、みたいなね。
まとめ
過疎ゲームって本当に大変なんですね…全部が悪循環になってる…
そう。過疎ゲームの悲劇は、1つの問題が全部に影響するということなんだ。マッチング待機が長くなる→新規が来ない→ゲーム内経済が崩壊する→アイテムが手に入らない→さらに新規が辞める→運営がアップデートを減らす→プレイヤーが減少→最後は完全に終わる。この流れは逆転できない。だから、オンラインゲーム選びは「人口が安定してるゲーム」を見極めることが大事なんだ。人口が減り始めてから気づくのは、もう遅いんだよ。
分かりました。これからは人口をちゃんと確認してからゲームを始めます。教えてくれてありがとうございました!
頑張ってね。最後に1つ。もし今やってるゲームで「マッチング待機が15分以上」「チャットに人がいない」「ギルドが全滅」という現象が同時に起きたら、そのゲームは既に危ないと思ったほうがいい。早めに別のゲームへ移住することをお勧めするよ。時間と課金は大切だからね。
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