ゲームのPing値を下げる方法|回線速度より大事なラグ解消テクニック5選
ゲームのPing値を下げる方法|回線速度より大事なラグ解消テクニック5選 オンラインゲーム用語 2026.09.23
💡 この記事の結論
自分のパソコンやゲーム機からゲームサーバーまでの往復遅延時間をミリ秒(ms)で表した数値。数値が小さいほど遅延が少なく、快適なゲームプレイが可能になります。FPSやMOBA等の対戦ゲームでは特に重要です。
Ping値(ピング値) 自分のパソコンやゲーム機からゲームサーバーまでの往復遅延時間をミリ秒(ms)で表した数値。数値が小さいほど遅延が少なく、快適なゲームプレイが可能になります。FPSやMOBA等の対戦ゲームでは特に重要です。
先生、最近『Valorant』を始めたんですけど、敵を撃ってもぜんぜん当たらないんです。自分の回線速度は100Mbpsあるのに、なぜですか?
ああ、それはね。回線速度とPing値を混同する人が多いんですよ。実は回線速度は100Mbps出ていても、Ping値が100msあったら、撃った時点と敵が受け取る時点に100ms遅れが生じるんです。対戦ゲームではそれが致命的になる。
Ping値とは何か|回線速度との決定的な違い
回線速度と何が違うんですか?100Mbpsあれば十分だと思ってました。
簡単に言うと、回線速度は『1秒間に何ギガバイトのデータを送受信できるか』という容量の問題。一方Ping値は『データが往復するのに何ミリ秒かかるか』という時間の問題なんです。
例えるなら、回線速度は『渋谷スクランブル交差点の信号が変わった時に何人の人が一度に渡れるか』で、Ping値は『あなたが渋谷にいるのに対して、サーバーが東京駅にあって往復するのに何秒かかるか』みたいなもの。いくら大人数が同時に渡れても、距離がある限り到着時間は変わらないんです。
なるほど!では『Valorant』で快適にプレイするには、Ping値はいくつくらいあればいいですか?
競技レベルで快適なのは30ms以下。50ms以下なら日本国内でのプレイなら問題ありません。ただしゲームのジャンルによって変わります。『League of Legends』みたいなMOBAなら70ms程度でも大丈夫ですが、『Valorant』や『CS:GO』のようなシューターは50ms以下を目指したいですね。実際、プロゲーマーのトッププレイヤーたちは20ms以下を保つために、かなりの工夫をしてるんですよ。
テクニック1|有線接続に切り替える|無線から有線へ Ping値を下げるには何をすればいいですか?ルーターを買い替えるとか?
最初にやることは、もっと単純です。Wi-Fiをやめて、有線接続(LANケーブル)にすることです。これが最も効果的で確実。
でも、ウチはルーターから距離があるから、Wi-Fiを使わないと…。実際にPing値ってそんなに変わりますか?
実際に数字で説明しますね。私がフリーランスで配信活動をしていた時の体験談です。当初はWi-Fi接続で、Ping値は平均65msでした。『Valorant』のランクマッチでも安定しなくて、イブ(イブニング)スパイク現象という、時間帯によってPing値が不安定になるという悩みがありました。
夜間のプライムタイム(19時~23時)に、ご家族が配信動画やゲームを見たり、ダウンロードしたりすると、Wi-Fiの帯域幅を競合して、Ping値が跳ね上がるんです。当時は深夜2時のマッチでPing値35ms、でも夜8時だと95msまで跳ね上がっていました。この差は致命的。ジェットのアルティメット用意してたのに、発動がワンテンポ遅れるんですよ。
有線に変えたら、深夜も夜8時も関係なく、常に28~32msで安定しました。10mのLANケーブルをルーターから私の部屋まで這わせるようにしたんです。見た目は悪いですが、ゲーム体験は劇的に改善された。特に『Valorant』はラウンド開始時の初期スパイクが重要なので、この安定性は本当に助かります。
テクニック2|ルーターの配置を最適化する|近づける・高さを調整する でも、有線は難しいです。何か他に工夫できることはありますか?
もちろんです。Wi-Fiを使う場合でも、ルーターの配置を変えるだけで5~15ms改善できます。ここが多くの人が見落とすポイント。
3つのコツがあります。まず1つ目は『高さ』。ルーターを床に置いてる人が多いんですが、これは最悪です。理想は目線の高さか、それ以上。私の配信仲間のストリーマーAさんは、ルーターを床から1.5mの棚の上に置いたら、Ping値が78msから58msに改善されたって言ってました。Wi-Fi電波は斜め下に広がるから、高いところに置くほど、床に近い場所からのアクセスでも信号が強くなるんです。
2つ目は『距離』。ゲーム機やパソコンとルーターの距離は10m以内に収めましょう。15m以上だと、相当Ping値が上がります。自分の部屋の構造を考えて、ルーターを中心的な場所に移動させるだけで効果的。私の別の知り合いも、階段の踊り場にルーターを設置することで、2階の自分の部屋でも信号強度が改善されたって言ってました。
3つ目は『金属製品や電子レンジの近くを避ける』こと。特に電子レンジはWi-Fiと同じ2.4GHz帯を使うから、稼働中はPing値が100msを超えることもあります。ルーターを電子レンジから3m以上離して、かつ直線上に置かないようにしましょう。金属製のファイルボックスやアルミサッシも電波を反射・遮断するので注意が必要です。
テクニック3|Wi-Fi周波数を5GHzに切り替える|2.4GHzの混雑から脱出 大きな違いが2つあります。まず2.4GHzは『到達距離が長いが、多くの電子機器が同じ周波数を使うから混雑する』という特徴です。5GHzは『到達距離は短いが、専有する機器が少なくて混雑しないから、クリーンな通信ができる』という特徴があります。
ということは、ゲーミングには5GHzがいいってことですか?
そうです。ゲーム用途なら5GHzが圧倒的に有利。特に集合住宅に住んでいる場合は、その効果が顕著です。私が配信活動をしていたマンション時代の経験ですが、2.4GHzでは夜間のPing値が不安定で80ms前後でした。ところが5GHzに切り替えたら、時間帯に関わらず45msで安定するようになったんです。
ルーターの管理画面(192.168.1.1にアクセス)から設定できます。ただし注意点が1つ。ルーターから離れた場所では、5GHzは電波が弱くなるんです。だから『ルーターから10m以内、かつ障害物が少ない場所』という条件付きで有効。もしルーターから遠い場合は、メッシュWi-Fiシステム(複数のルーターで中継)を導入するのがいいでしょう。
テクニック4|ルーターを最新版にアップデート&ファームウェア更新|バグ修正でジッターを削減 まだ買い替える話じゃありません。その前に『ファームウェア更新』をしましょう。これが意外と効果的なんです。
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